2012.08.29 - 17:30

BLAZE

「BLAZE」はTVアニメ「灼眼のシャナⅡ」の後期オープニング曲です。
ピアノやストリングスなどが使われていますが、ジャンル的にはエレクトロに近いような印象を受けました。
イントロとAメロにかけて入ってくるシンセベースが素晴らしいですね。
作曲・編曲者は高瀬一矢という人なのですが、この人の他の曲でもこの一つ一つの音を切るようなベースの使い方がなされていました。
この人の作る曲の一つの特徴と言えるでしょう。
メロディは特にサビにおいて独特のリズムを刻んでおり、初めて曲を聞いた時はそこまで印象に残らなかったのですが、 何度か聞いているうちに完全にくせになりました。  

2012.08.28 - 17:53

メルト

今日紹介するのは、初音ミクというボーカロイドが歌う「メルト」です。
ボーカロイドというのはヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称です。
これを使うことによって、人が歌わなくても機械によって人間と同じように歌ってもらうことができます。
まあ、確かに人のように流暢にしゃべれないため歌詞が分かりづらいといった部分もありますが、それは調整したいである程度良くなります。
また、ボーカロイドは人間では無理そうなキーで歌ったり、非常に早口で歌ったりもできるというさまざまな利点があります。
さて、この「メルト」という曲の感想に入っていきたいと思います。
声に関してはある程度調整されていたので、歌詞はなかなか聞き取りやすいように感じました。
また、歌う前に息を吸う音を入れたり、声にビブラートをかけたりと人間っぽく、そして聞き取りやすい風に仕上げているのも非常に良かったです。
楽器に関してはピアノがメインとなっており、その独特の旋律が非常に耳に残りました。  

2012.08.27 - 17:31

ヴワル魔法図書館

「ヴワル魔法図書館」は同人サークル「上海アリス幻樂団」が制作した「東方紅魔郷」というシューティングゲームの4面道中で使われている曲です。
ダークな曲なのですが、個人的には悲しいという感じはそれほどせず、しかしかっこいいとも形容しがたいなんとも不思議な曲という印象を受けました。
楽器構成はチェンバロ、パット、そしてピアノなどの音が使われていますが、おそらくチェンバロの音が非常に洋風の雰囲気を出させているのだと思います。
あと、この曲をより楽しみたいのであれば、実際にゲームをプレイしながら聞くことをお勧めします。
ただ曲を聞いただけでは、臨場感やどんな場面でこの曲が流れるのかというイメージがあまり湧いてこないと思います。
私もゲームで初めてこの曲を聞いた時、映像との親和性に非常に感動したことを覚えています。  

2012.08.26 - 18:23

innocent starter

今日は水樹奈々が歌うTVアニメ「魔法少女リリカルなのは」のオープニング曲「innocent starter」を紹介します。
この曲に限った事ではないですが、彼女の歌はすごくビブラートがかかっていますね。
普通は演歌なんかでよく聞かれる歌い方ですが、それをアニソンに使っても合う気がします。
力強い印象を与えたいのであればどのジャンルで使っても問題ないのかもしれません。
曲自体は非常に落ち着いた、そして何か寂しさを感じさせるイントロから始まり、Aメロ、Bメロ、サビと徐々に盛り上がっていきます。
最初はあまり印象に残らなかったのですが、このどことなくさびしい感じがくせになり、今では 水樹奈々の曲では一番いいんじゃないかと思えるようになりました。  

2012.08.25 - 19:38

Pray

今日紹介するのは、Every Little Thingの「Pray」です。
この曲はもう12年も前の曲なのですが、本当にいい曲だと思ったので取り上げました。
最初はオルガンソロで静かに始まり、続いてシンセで盛り上げ、そしてサビではストリングスが壮大な雰囲気を作り出しています。
メロディもその流れに沿って非常に丁寧に作られているのですが、一番心に残ったのはその歌詞です。
歌詞が素晴らしく、そして非常にリアルなのです。
私は特に次の一文が心に響きました。
「ひとつ大人になり嘘も覚えてた 理屈とマニュアルが増えてく」 非常にネガティブな歌詞なのですが、これから社会人になる人、現在社会人の人は共感できる人も結構いるのではないかと思います。
最近のJ-POPは歌詞よりもメロディやサウンドを重視している傾向にありますが、こういった一つに一つの歌詞に力を込めている曲も 存在し続けて欲しいですね。  

2012.08.24 - 21:35

聖少女領域

「聖少女領域」はTVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」のオープニング曲です。
非常にゴシック的な印象の曲で、映像のほうも相当凝っておりその独特の雰囲気が曲にマッチしています。
楽器構成としてメインのピアノ、ストリングス、そしてベルがゴシック的雰囲気を出し、隠し味としてシンセの音が入っています。
また、この曲はメロディのほうも非常に印象に残りました。
特にサビの部分では非常に音を詰め込んでいて、メロディを独特なものに仕上げています。
こういったメロディの詰め込み方や音符のつなげ方は、今まで私が聞いてきた曲の中ではまったく存在せず、初めてこの曲を聞いた時に衝撃が走ったのを覚えています。  

2012.08.23 - 21:56

Non stop road

今日紹介する曲はTVアニメ「夏色キセキ」のオープニング曲「Non stop road」です。
この曲は明るくさわやかな感じのいい曲だと思いましたが、特に歌詞の部分に共感できました。
「涙ぐんだ今を忘れないよ ひたすら進もうと誓うから」 とにかく頑張ろうという気にさせてくれます。そんな曲です。  

2012.08.22 - 19:30

ツナグキズナ

「ツナグキズナ」はTVアニメ「ヨスガノソラ」のエンディング曲です。
この曲を初めて聞いた時、非常に印象深かったことが一つあります。
それはサビにかけての盛り上げ方です。
Bメロとサビの間でシンセとピアノがアルペジオをやっていたり、サビでストリングスが華やかに演奏していたりといったことも盛り上げる一つの要因となっていますが、なんといってもボーカルでしょう。
明らかにAメロ、Bメロと声の大きさが違い、そしておそらく歌い方のほうも変えています。
Aメロ、Bメロはしっとりとした歌い方だったのに対し、サビは少し叫ぶような感じになっています。
あと、曲終盤のサビ連続の場面での転調が素晴らしいですね。
曲を単調なものにせず、さらに盛り上げようとする作曲者の意気込みが伝わってきます。  

2012.08.21 - 22:13

黎明スターライン

今日紹介する「黎明スターライン」はTVアニメ「アイドルマスター」の第九話エンディング曲です。
私がこの曲を初めて聞いた時、正直心が震えました。
メロディが素晴らしいとか歌詞がいいといったものとは違います。
自分が今まで触れたことがないような音楽に出会った、その感動からです。
リズムはジャズの匂いがするのですが、イントロで入るパイロットの声、ボーカルの歌い方、サビでのゲームで使われるようなシンセの音 、等非常にプログレッシブな曲だなと思いました。
そして、この曲のパイロットの声、歌詞やメロディを考慮すると、この曲の目指すイメージは空(アイドル業界)へ飛び立ったアイドルが宇宙(ステージ)で光輝くといったところにあるように感じました。
今まで感じたことのないような体験をしたい方は、ぜひこの曲を聞いてみてください。  

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